コーチングって本当に効果があるの?
コーチングの手順として、以下のように区分けすることができます。
前提:答えや手段はコーチではなく、クライアントにある
方法:コーチは質問やフィードバックを行い、手順や方針などのアドバイスはしない
目的:クライアントが自ら気付き、意思決定し、行動し、目標達成する
だいたい、こんな流れですね。
結局大事なのは、コーチをきっかけとして自分で気づく、行動すること。
しかし本当に、都合よくいくのでしょうか。コーチングの効果について、科学的な視点から述べていきたいと思います。
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コーチングに関する研究を紹介!
コーチングのエビデンスを確認するために行われた、興味深い論文を見つけたので紹介します!
28名の被験者に対して、専門家による10週間のコーチングを行なった結果、どうなったのか。
なんと以下の3項目で、コーチングを行わなかった場合と比較して、著しく高い結果が確認されました!
1:目標達成に向けて努力する度合い
2:目標達成が実現できると期待する度合い
3:幸福度
加えて驚くべきことに、一度でもコーチングを行えば、コーチングを辞めた後も30週に渡って効果を持続できたようです。
なるほど。確かにこの調査結果から考えて、コーチングの効果は本物みたいです。
上記の3項目を高めることができれば、あらゆる分野において成功は容易になるでしょう!
なぜコーチングの効果は生まれるのか
最も有力な説として、コーチングの効果の源は「他者貢献」「他者説得」と呼ばれるものになります。
簡単にいえば、人は自分のためより誰かのために動く、ということですね。
お世話になった人や身近な人、家族など、人は自分のこと以上に誰かのために頑張れる力を潜在的に持っています。
身に覚えがある人も多いのではないでしょうか。自分との約束より、友達との約束の方が固く守れますよね。
スポーツ選手もアウェイ戦より、ホーム戦の方が勝率は高い傾向になります。これも他者貢献の一種でしょう。
以上の理由から、コーチングにおいてもコーチの存在が、自分を動かす原動力になるという仕組みですね。
結果を出させるピグマリオン効果とは
コーチングの仕組みは、もう1つの理由として「ピグマリオン効果」から説明できます。
ピグマリオン効果とは、誰かから期待されると、その分期待に応えるように行動する、というものです。
例えば親が子供に対して「絶対に出来るよ!」と、プレッシャーではなく肯定感を込めた期待を注げば、子供は本当に出来るようになるのだとか。
こういった事例や論文結果など、科学的な見解からコーチングを紐解いてみると、非常に納得できますね。
コーチングで結果を出せるのは、もはや至極当然のことだと言えるでしょう!
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